アーチサンダルとロウギアランニングとの相性
趾で身体が変わる(日貿出版社)の刊行から11年が経ち、ウルトラマラソン、トレイルランニング、陸上長距離、様々なタイプのランナーの方たちとの出会いがありました。今回は、裸足のランナーなかけんさん(中村健児)との出会いから、解剖学に基づくワラーチの監修(えにし治療院中村考宏)をすることになりました。このワラーチには、私がこれまでにおこなってきた股関節の実践研究の要素が盛り込まれています。そして、なかけんさんがarch(アーチ)サンダルと命名してくれました。このサンダルは、オーダーメイドです。それは、踵、腓骨、脛骨の大きさ、位置などが人それぞれ違うからです。サンダルの特徴は、ヒールとアーチ(第一趾)のサポートすることで、サンダルを纏い、裸足よりも軽い、裸足よりも裸足感覚が得られる、そんな感覚のサンダルです。